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Re: 理想の外国語教育#6

 投稿者:Choihen2001  投稿日:2019年 6月25日(火)10時27分39秒
返信・引用
  > No.454[元記事へ]

> それでは、フランス人は英語を学習する上で日本人よりも圧倒的に有利なはず
> なのに、なぜ 英語が下手なのか考えてみようと思います。1つ目は、フランス
> 人にとって 英語の発音を習得するのは 必ずしも日本人よりも有利なわけでは
> ないからです。先ず、英語は強弱アクセント型の言語ですが、フランス語は日
> 本語と同様に高低アクセント型の言語だからです。

強弱アクセントは、強弱だけでなく、高低と長短を同時に含みます。アメリカ英
語の場合、破裂音の有気無気にも関係します。

フランス語話者にとって英語の習得が難しい理由の一つは、フランス語のアクセ
ントが単語の弁別に無関係であるということです。高音を"*"で表すと、例えば、

Je co*mprend.

Je ne compre*nd pas.

フランス語の平叙文の末尾は低音で終わり、直前は高音になります。それでも単
語を聴き取れているのですから、高低は単語の弁別に寄与していないことになり
ます。

私の知人にフランス語、英語、イタリア語、カンボジア語、日本語、韓国語を話
すフランス人がいます。彼女は21歳にしてこれら多様な言語を習得した天才です
が、中国語ではとても苦労していて、"Le chinois est mort"とぼやいています。
中国語では高低の区別が声調となり、さらにシビアに区別されます。

> その点では 多くの日本人にとって 発音に関してはフランス語は英語よりも幾
> 分易しいとも言えます。また、フランス語にはhの音がないこと、母音の長短
> の区別が明確でないこともあり、これに関しては むしろ日本人よりも不利に
> なります。

フランス語では多くの音節で長短と広狭の組み合わせが英語の反対というところ
も、かなりの影響があると思われます。

(en) it ... 短く広い

(en) eat ... 長く狭い

(fr) les /lé/ ... 短く狭い

(fr) lait /lê/ ... やや長くて広い

ヨーロッパで英語を得意とする人々の母国語は、長短と広狭の組み合わせが英語
とほぼ一致します。英語で長くて広いのは"talk"や"walk"のような単語だけです。
 
 

理想の外国語教育#6

 投稿者:管理者  投稿日:2019年 6月24日(月)19時10分41秒
返信・引用 編集済
  それでは、フランス人は英語を学習する上で日本人よりも圧倒的に有利なはずなのに、なぜ 英語が下手なのか考えてみようと思います。1つ目は、フランス人にとって 英語の発音を習得するのは 必ずしも日本人よりも有利なわけではないからです。先ず、英語は強弱アクセント型の言語ですが、フランス語は日本語と同様に高低アクセント型の言語だからです。その点では 多くの日本人にとって 発音に関してはフランス語は英語よりも幾分易しいとも言えます。また、フランス語にはhの音がないこと、母音の長短の区別が明確でないこともあり、これに関しては むしろ日本人よりも不利になります。

2つ目は、フランス語は国際語でもあり、外国人とフランス語で会話できる機会も多いことでです。例えば、フランスにはイギリス人の観光客も大勢訪れますが、彼らの中にはフランス語を話す人も少なからずおります。(イギリス人がフランスに来て一生懸命に片言のフランス語を話す一方、日本人はフランスに来ても下手な英語を話す人が多いのは少し皮肉ですね。)
また、フランス人もイギリスなどに観光やビジネスで行く人も多いですが、観光地やホテルなどではフランス語が通じることも少なくありません。

3つ目は、フランス人は母国語に高い誇りを持ち、英語圏への対抗意識が強いことです。それで、フランス人は英語で話しかけても フランス語で返事する人が多いと言われることもありますが、これは一概に傲慢だからとは言えないと思います。なぜなら、ロシア人やスペイン人も似たようなリアクションを示すことが多いからです。むしろ、日本人の方こそ 卑屈気味なのかもしれません。ですから、日本人のように 英語を自国語よりカッコいいというので有難がる方が普通ではないのかもしれません。


4つ目は、フランス人も日本人と同じように 文法と訳読を重視した学習をしていることです。フランス人も昔はラテン語を熱心に学習していましたが、
英語にもラテン語の学習が踏襲されている部分が大きいことです。
さて、言語というのは 文字よりも音から覚えるのが鉄則ですが、文章を読むのは 慣れて来ると 耳で聴くよりも多くの情報量を処理できるようになります。また、文字を重視することには こんな弊害があります。
例えば 英語で palpitationという単語がありますよね。これは少し難しい単語ですが、日本人の場合 意味を調べる為に辞書を引く前に 発音を予測することが多いと思うんです。でも、フランス人の場合、フランス語にも同じスペルの単語があって 意味もほとんど同じですから、辞書さえ引かない人が多いでしょう。そこで、フランス人は この英単語を見ると反射的にフランス語の発音が頭に響くことが多いかと思います。これは 日本人が中国語を学習する時にも同様な現象が起きます。つまり、日本人は中国語を学習するのに、普通の外国人なら最も苦労する漢字は容易に習得できるのに、発音に関しては さんざん苦労しますが、これと少し似ているかもしれません。
 

Re: 理想の外国語教育#5

 投稿者:Choihen2001  投稿日:2019年 6月24日(月)08時26分3秒
返信・引用
  > No.451[元記事へ]

> 今度はフランスを見てみましょう。フランスは先程のスウェーデンやオランダ
> と違って 自国語による メディアの文化が充実しています。ただ、英語力に関
> しては スウェーデンやオランダに比べ かなり劣ります。

母音の長・狭と短・広の傾向が一致するので、スウェーデン人やオランダ人にと
って、英語は単語と単語が多くの場合きれいに区切ってあるように聴こえるのだ
ろうと思います。

フランス語は長・広と短・狭の傾向を持つので、英語の単語が途中で切れている
ように聴こえたり、単語の後半と次の単語の前半が繋がって一つの単語のように
聴こえるはずです。

>  しかし、フランス人が英語を学習するのは 日本人よりも はるかに有利です。
> 先ず、Choihen2001さんも“語彙で英語に最も似ているのはフランス語です。
> フランス語の単語の70%は英語に入っていて、綴りが同じかとても似ています。”
> と 仰っているように、このアドバンテージは大きいし、文法的にもフランス
> 語と英語は共通点も多いです。また、フランス人は小学校からフランス語の文
> 法もしっかり学習します。

そうです。しかし、その割にはあまりに英語が下手ですね。日本人とそれほど差
がありません。フランスには英語圏に対するある種の対抗意識があるのでしょう。

> 例えば、助動詞の「~(し)た」は完了を表しますが、これを“過去形”と呼
> ぶ人も少なくありません。また、例えば、「静かに」というのは「静かだ」と
> いう形容動詞の連用形ですが、これも英語に倣って “副詞”と呼んでいる人
> もおります。 ところで、フランス人は よく 英語が下手だと言われます。こ
> れは どうしてでしょうか。次回、この点について 考えてみようと思います。

これらについては、国語学的な観点と、より一般的な言語学的観点からの主張が
交錯します。

"書く"の語幹は"書k-"です。"書く"の連用形は"書き-"で、完了の助動詞は"-たり
"、"-た"ですが、"書きたり"や"書きた"は現代日本語語では使われず、"書いた"
になります。変化が語幹に及んでいれば、一般的な言語学の観点からは、活用と
見なさねばなりません。よって、"書いた"は完了形または過去形です。

"静かだ"の語幹は"静か-"です。"静かに歩く"の"静かに"は副詞的に機能してい
ますが、"静かになる"の"静かに"は補語形容詞的です。日本語については、形容
動詞が副詞の機能を兼ねそろえていると考えるのが妥当だと思われます。
 
    (管理者) こちらにレスを書いておきました。

https://9200.teacup.com/ingles_555/bbs/t1/27
 

理想の外国語教育#5

 投稿者:管理者  投稿日:2019年 6月23日(日)16時45分19秒
返信・引用 編集済
  今度はフランスを見てみましょう。フランスは先程のスウェーデンやオランダと違って 自国語による メディアの文化が充実しています。ただ、英語力に関しては スウェーデンやオランダに比べ かなり劣ります。
しかし、フランス人が英語を学習するのは 日本人よりも はるかに有利です。先ず、Choihen2001さんも“語彙で英語に最も似ているのはフランス語です。フランス語の単語の70%は英語に入っていて、綴りが同じかとても似ています。”と 仰っているように、このアドバンテージは大きいし、文法的にもフランス語と英語は共通点も多いです。また、フランス人は小学校からフランス語の文法もしっかり学習します。それに引き換え、日本人は小学校でも日本語の文法はロクに習いません。従って、多くの日本人は中学校で 英文法を習っても 文法用語の概念を理解するのに苦労します。そして、この状態では 訳読も効率が落ちます。つまり、フランス人なら 英語の文法をフランス語の文法に当てはめて考え、これに基づいて訳読していきます。でも、日本人の場合は 文法と訳読がうまく連動しません。そこで、 こんな日本人の不利な条件を少しでも克服しようと、苦し紛れに 私が “雨飴訳法(↓のURL参照)”と呼んでいる スタイルを考案した人もいるほどです。
しかし、このような困難を乗り越ええた結果、今度は 日本語の文法よりも 英語の文法の方をよく理解するようになり、中には 日本語に英文法用語を持ち込む人もいるほどです。例えば、助動詞の「~(し)た」は完了を表しますが、これを“過去形”と呼ぶ人も少なくありません。また、例えば、「静かに」というのは「静かだ」という形容動詞の連用形ですが、これも英語に倣って “副詞”と呼んでいる人もおります。
ところで、フランス人は よく 英語が下手だと言われます。これは どうしてでしょうか。次回、この点について 考えてみようと思います。



https://9200.teacup.com/ingles_555/bbs/t1/24

 

Re: 理想の外国語教育#4

 投稿者:Choihen2001  投稿日:2019年 6月23日(日)09時43分16秒
返信・引用
  > No.446[元記事へ]

https://9200.teacup.com/ingles_555/bbs/post/index/comm_id/446/

> Choihen2001さんも仰っておりましたが、ヨーロッパの中では とりわけ、スウ
> ェーデンとオランダは国民の英語力が高いですね。理由はいくつかありますが、
> 一番は何と言っても スウェーデン語やオランダ語は英語に似ているので 習得
> が容易 というのがあります。もう1つの大きな理由には スウェーデンやオラ
> ンダは人口規模が小さいことが挙げられます。人口規模が小さいということは、
> 自国語による情報メディアの選択肢も狭いことを意味し、それを補うためには
> 外国語の知識が不可欠になります。

語彙で英語に最も似ているのはフランス語です。フランス語の単語の70%は英語
に入っていて、綴りが同じかとても似ています。しかし、フランス人は英語を不
得意としています。

スウェーデン語やオランダ語などゲルマニック諸語は、語彙では、フランス語ほ
ど英語に似ていません。しかし、英語と同じく、長母音が狭く、単母音が広い傾
向を持ちます。

ドイツはかなり大きな人口を持っています。スウェーデン人やオランダ人には及
ばないものの、ドイツ人もかなりの英語力を持っています。

少なくともヨーロッパ諸語では、母音の長さと広さの関係が、語彙の類似性と人
口の大小をよりさらに、言語の習得の難易度に大きく関係するようです。
 
    (管理者) >しかし、フランス人は英語を不得意としています。
フランス人は 英語を読むのに限定すれば、スウェーデン人やオランダ人に匹敵する人も少なくないでしょうけど、
英語の発音に関しては 日本人と同じくらい苦労してますからね。
 

理想の外国語教育#4

 投稿者:管理者  投稿日:2019年 6月22日(土)07時13分39秒
返信・引用 編集済
  Choihen2001さんも仰っておりましたが、ヨーロッパの中では とりわけ、スウェーデンとオランダは国民の英語力が高いですね。理由はいくつかありますが、一番は何と言っても スウェーデン語やオランダ語は英語に似ているので 習得が容易 というのがあります。もう1つの大きな理由には スウェーデンやオランダは人口規模が小さいことが挙げられます。人口規模が小さいということは、自国語による情報メディアの選択肢も狭いことを意味し、それを補うためには 外国語の知識が不可欠になります。そして、それは娯楽面においても言えることで、スウェーデンやオランダの人たちは アメリカやイギリスの映画やドラマなどを子供の頃から TVで吹き替えなしで楽しんでおります。また、専門書を読むにしても 自国語では読めず、英語などで書かれものに頼らざるを得ないことも少なくありません。
  それで、日本人は スウェーデン人やオランダ人のように簡単に英語を覚えることはできません。しかし、メディアの文化が 英語圏に呑み込まれてしまうのも、オランダやスウェーデンなどの小国ならではの些か悲しい運命でしょうね。

余談ですが、そんなスウェーデンにも“Du är inte klok, Madicken”という 子供向けの映画があり、そのDVDに 今では 物凄いプレミアがついています。

https://9200.teacup.com/ingles_555/bbs/t15/1

 

Re: 理想の外国語教育#3

 投稿者:Choihen2001  投稿日:2019年 6月20日(木)09時14分34秒
返信・引用
  > No.443[元記事へ]

> フィリピンやマレーシアのような国は 国民の英語力は 日本に比べれば 英語
> 力はずっと高いです。

EF EPIのスコアでフィリピン人は61.84です。

https://www.efjapan.co.jp/epi/regions/europe/sweden/ ... 70.72, No.1
https://www.efjapan.co.jp/epi/regions/europe/netherlands/ ... 70.31, No.2
https://www.efjapan.co.jp/epi/regions/asia/singapore/ ... 68.63, No.3
...
https://www.efjapan.co.jp/epi/regions/asia/philippines/ ... 61.84, No.14
...
https://www.efjapan.co.jp/epi/regions/asia/malaysia/ ... 59.32, No.22
...
https://www.efjapan.co.jp/epi/regions/asia/japan/ ... 51.80, No.49

シンガポールはアジア最強で、スウェーデン人とオランダ人を除くヨーロッパ人
を超えてます。

このテストは難問が含まれています。50点を大きく超える水準はいくつかの難
問で正解しているので、日本とフィリピンやマレーシアとの差はかなりあります。
70点を超えると、英語をネイティブに誉められることがなくなると思います。

> でも、英語教育に関しては 日本が見習うべき国だとは思いません。例えば、
> フィリピンですが、フィリピンは日本人の旅行者や在住者が多く タイとも類
> 似点が多いです。しかし、フィリピンは工業を中心とした産業面では タイに
> 大きく水をあけられております。それでも、フィリピン人は アメリカやオー
> ストラリアに出稼ぎに行くのには ベトナム人やカンボジア人に比べると 高い
> 英語力という大きなアドバンテージがあります。

フィリピンは教育全般の近代化に課題があります。仕事にすぐに役立つことを中
心にしていると、未来への備えにはなりにくいのです。

国際商取引なんて科目は、高校で教えてはいけません。5年もすれば様変わりし
てしまいます。
 
    (管理者) シンガポールがスウェーデンとオランダに負けているのは 大学進学率の差でしょうね。
シンガポールは小さい国で、大学の数も多くありません。

フィリピンは独自の伝統文化が貧弱なので、どうしても そういう目先のことしか見えないんでしょうね。
そこらへんが、インドとも大きく違う点ですね。
 

理想の外国語教育#3

 投稿者:管理者  投稿日:2019年 6月19日(水)19時14分47秒
返信・引用 編集済
  フィリピンやマレーシアのような国は 国民の英語力は 日本に比べれば 英語力はずっと高いです。
でも、英語教育に関しては 日本が見習うべき国だとは思いません。例えば、フィリピンですが、フィリピンは日本人の旅行者や在住者が多く タイとも類似点が多いです。しかし、フィリピンは工業を中心とした産業面では タイに大きく水をあけられております。それでも、フィリピン人は アメリカやオーストラリアに出稼ぎに行くのには ベトナム人やカンボジア人に比べると 高い英語力という大きなアドバンテージがあります。また、 マレーシアは治安もよく、国民の生活水準も比較的高いんですが、フィリピン同様、その国独自の文化というものが 希薄なように感じます。もし、日本が戦後、アメリカの植民地になって フィリピンやマレーシアのように 自国語が存続しつつも、英語が公用語になっていたら、今の日本が世界に誇れる 漫画やアニメは育たず、アメリカの二番煎じしか作れなかったでしょう。以上のことから、自国語を大切にするということは自国の文化を守り、育てることだと思うんです。
 

絶対格の話

 投稿者:Choihen2001  投稿日:2019年 6月19日(水)09時19分34秒
返信・引用
  ・扉が開く。

この「扉が」が絶対格です。同じ動詞を使って、

・扉が開かれる。

とも言えますね。

扉は自分で開くんじゃありません。人や、風や、電気モーターが扉を開くんです。
「扉が開く」「扉が開かれる」は実質同じ意味を持ってます。こういう文の「扉
が」が絶対格です。「開く」は絶対格が使える特別な動詞です。

実は英語の「open」もそうですね。

・The door opens.

・The door is opened.

バスク語では、全ての動詞で絶対格を使います。

--

あらゆる生き物は自己より他者を認識するほうが得意です。だから、<客体+動
詞>が言語の基本形です。基本形を直接的に反映する絶対格は極若い言語に必ず
存在し、現在の多くの言語に痕跡を残しています。

・英語は話せるけど、中国語は難しい。 ... 「英語は」は絶対格的です。

・私、英語は話せるけど、中国語は難しい。 ... 「英語は」の形を変えること
なく文として成立します。「私」は能格的です。

・私は英語は話せるけど、中国語は難しい。 ... こんな文が成立するのですか
ら、日本語は主格・対格の言語と、能格・絶対格の言語の狭間にあると言えます。

・This book sells well. ... 「This book」が絶対格的です。「This book is
well sold.」と受動態に書き換えても、意味は同じです。主格・対格の言語の発
想で捉えると、「This book」は形式主語であり、実質目的語です。絶対格をそ
のように捉えることもできます。

・He is to blame. ... この「He」も絶対格的です。

・Ils le laissent porter par le vent. = They let it be carried by the
wind. = フランス語は使役動詞の目的語が、使役内容に対して絶対格的です。だ
から、「Ils le laissent être porté par le vent.」とは言いません。
 

Re: スパイラル学習

 投稿者:Choihen2001  投稿日:2019年 6月18日(火)20時18分2秒
返信・引用
  > No.440[元記事へ]

> >https://9200.teacup.com/ingles_555/bbs/t3/82

>  Choihen2001さんが仰っているのは、スパイラル学習ですね。そして、 その
> 1周回にかかる時間を私は「スパン」と呼んでいますが、 Choihen2001さんの
> 場合は 4週間を1スパンの目安にしてるんですね。

はい。記憶力が弱い生徒でも、少しは覚えていられる期間です。文法から基礎を
切り出して、30くらいの単元に振り分けるのが、教材製作者の腕の見せ所でしょ
う。

> それに対して、マッキーさんの場合も 英語の学習法として ご多分に漏れず、
> 数学のような積み上げ方式を採用しているようです。この方法の欠点は 一番
> 最初の基本的な部分は分かり切ったものとして 侮って、どんどん難しいこと
> を覚えよとすることです。マッキーさんの英文の ギコチなさも こういうとこ
> ろに起因していると思われます。

単語や表現をそれについて意識して考えることなく使いこなせるようになるには、
70回くらい使う必要があります。文法を教える際に、70回まで周回しようとする
ことは現実的ではありませんが、10回くらいはなんとかできると思います。そこ
から先は会話や読解での生徒の努力次第です。

>  英語に限らず、その道の達人っていうのは 基礎を極めているんですよね。 Choihen2001さんは
> イチローのキャッチボールを例に挙げられましたが、料理だって 玉子焼きに
> こそ料理の神髄があると思うんです。
> アサコ先生という方も、こんなことを書いております。

こと語学においては、できないことをやらせようとするよりも、できることをさ
らに素早くやらせようとするほうが効果が高くなります。思考を基礎から解放す
れば、応用のために思考を余らせることができます。
 
    (管理者) >こと語学においては、できないことをやらせようとするよりも、できることをさ
らに素早くやらせようとするほうが効果が高くなります。
特に顕著なのはリスニングでしょうね。ミセス・ドンキーのように カナで発音を覚えても
単語だけゆっくり発音してもらえば、聴き取れないことはないと思います。でも、自然な速さで
纏まった文になると聴き取れなくなることって多いと思うんです。ジェントるマンヌ の複数が ジェントるメンヌ
になると覚えているようじゃ リスニング力もアップしません。
http://makki-english.moo.jp/2specialnoun.html

 

スパイラル学習

 投稿者:管理者  投稿日:2019年 6月18日(火)19時18分11秒
返信・引用 編集済
  >https://9200.teacup.com/ingles_555/bbs/t3/82
Choihen2001さんが仰っているのは、スパイラル学習ですね。そして、 その1周回にかかる時間を私は「スパン」と呼んでいますが、 Choihen2001さんの場合は 4週間を1スパンの目安にしてるんですね。それに対して、マッキーさんの場合も 英語の学習法として ご多分に漏れず、数学のような積み上げ方式を採用しているようです。この方法の欠点は 一番最初の基本的な部分は分かり切ったものとして 侮って、どんどん難しいことを覚えよとすることです。マッキーさんの英文の ギコチなさも こういうところに起因していると思われます。
英語に限らず、その道の達人っていうのは 基礎を極めているんですよね。 Choihen2001さんは
イチローのキャッチボールを例に挙げられましたが、料理だって 玉子焼きにこそ料理の神髄があると思うんです。
アサコ先生という方も、こんなことを書いております。

https://naminorism.com/why_you_dont_improve/#comment-605

 

Re: 高校英語と大学入試

 投稿者:Choihen2001  投稿日:2019年 6月17日(月)08時10分13秒
返信・引用
  > No.432[元記事へ]

> > 高校英語と大学入試
> >
> > 日本の英語教育の中で、問題の多くは高校英語に集中しています。
> >
> それはそうでしょう。
> 学習量も中学は薄っぺらいですよね。そして、その分 高校にしわ寄せが来て
> いますよね。 例えば、“If it stopped raining, we’d go for a walk.”と
> いうような 日常会話でもよく使うような 基本文法の範疇に入る 仮定法過去
> の表現などは高校に先送りされております。ただ、高校の英語のレベルは学校
> によっても異なりますが、中学と高校の学習量の配分は 中学を100としたら、
> 高校は200~300くらいにはなるような気がします。

白水社はかつて『インデックス式フランス文法表』という本を出してました。フ
ランス語の文法の基本部分を58ページにまとめたものです。しかし、この本で文
法を学ぶと、後は和仏辞書でも引けば、"S'il arrêtait de pleuvoir, on irait
se promener."や"S'il avait arrêté de pleuvoir, on serait allé se
promener."くらいの文を作れるようになるのです。

日本の中学校や高校の「文法」はしばしば「語法」を広く網羅しようとするので、
周回が遅すぎるのです。

文法は各水準を4週間以内に一通り終わらせるのが理想的です。1年をかけて文法
を教えていると、仮定法や話法を教えているときには、生徒の側で文型や比較が
忘れ去られてしまいます。
 
    (管理者) こちらにレスを書いておきました。

https://9200.teacup.com/ingles_555/bbs/t3/79
 

(無題)

 投稿者:Choihen2001  投稿日:2019年 6月16日(日)22時53分36秒
返信・引用
  > (管理者) >センター試験では並び替えや穴埋めという形式でしか出てこないし、
> 私が言いたかったのはココでです。こんなパズルみたいな問題ばかり解いても
> 英語力の向上への貢献度は低いと思うんですよ。

正しい英語を書くには、ある程度妥当な単語を選び、正しい語順で単語を並べ、
動詞や助動詞を適切に活用する必要があります。これらを同時にこなす力は、穴
埋めだけでは鍛えられません。やっぱり、書く必要があるんです。

アメリカの高校では、移民向けのESLのクラスでも、教科書で小説の一部分を読
んだら、短編小説を書くという宿題が出ます。僕は核戦争で人類ほか多くの動物
が滅んで、ゴキブリが地上を闊歩し、流れ星が夜空を横切って終わる小説を書き
ました。

> ただ、こういう練習も時には有効だと思います。先程の 私の not only~のミ
> スをなくすのにも こういうトレーニングは必要かもしれません。

そうですね。穴埋めは、表現の幅を広げるのにも役に立つことがあります。得意
な表現だけでなく、あまりなじみのない表現を使いこなすための練習になること
もあります。

ここにもちょっとしたコツがあって、穴埋めで間違えた問題では、正しい単語を
書き込ませ、3秒間文全体を眺めさせ、問題集を伏せさせます。そして、文を復
唱させます。途中でつっかえたりせず、淀みなく一文を復唱させることで、生徒
の一時記憶を鍛え、聴取と発話の両方を底上げすることができます。動詞を文末
に置く言語と比べて、主語と目的語の間に動詞を挟む言語では、より強い一時記憶
が必要になります。

不思議と、この訓練をやっている最中、若い生徒たちは笑います。男子より女子
のほうが笑う子が多い。よく笑う生徒ほど、英語力も伸びます。
 
    (管理人) >男子より女子のほうが笑う子が多い。
一般的な傾向として、男子よりも女子の方が言語中枢が発達しているので、子供も男の子よりも
女の子の方が言葉の覚えが早いですよね。そして、外国語も覚える時も、女子の方が 音感が鋭く、フィーリングや勘が
働くので 上達も早いです。男子は 文法とか理屈で理解するのに長けている傾向にあります。
ただ、初めての外国語である英語に関しては 文法から入るのはあまり賢明でないと思います。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11167260.html
でも、ミセス・ドンキ―のような例外もおりますが...
 

Re: 高校英語と大学入試

 投稿者:管理者  投稿日:2019年 6月16日(日)18時25分15秒
返信・引用 編集済
  > No.429[元記事へ]

> 高校英語と大学入試
>
> 日本の英語教育の中で、問題の多くは高校英語に集中しています。
>
それはそうでしょう。
学習量も中学は薄っぺらいですよね。そして、その分 高校にしわ寄せが来ていますよね。 例えば、“If it stopped raining, we’d go for a walk.”というような 日常会話でもよく使うような 基本文法の範疇に入る 仮定法過去の表現などは高校に先送りされております。ただ、高校の英語のレベルは学校によっても異なりますが、中学と高校の学習量の配分は 中学を100としたら、高校は200~300くらいにはなるような気がします。
 

理想の外国語教育#2

 投稿者:管理者  投稿日:2019年 6月16日(日)10時08分49秒
返信・引用 編集済
  私がタイトルを「理想の“英語”教育」ではなく、理想の“外国語”教育」としたのには、理由が2つあります。1つは もちろん 外国語は英語に限ったものではなく、英語以外の外国語も視野に入れていることと、もう1つは 日本での 英語の位置付けは フィリピンやマレーシアのような国における第2言語ではなく、あくまで 外国語であるべき という考え方からです。

さて、何故 学校で外国語を教えるのでしょうか?
目的の1つに 国際的視野を広げる というのはありますが、これには少し皮肉な現象が起きていると思います。というのは、私が小学生の時は、世界には国ごとに色んな言葉があると みんなが素直に理解していたのに、中学、高校と 受験英語ばかりにかまけていて、地球上には日本語と英語しか存在しないような錯覚に陥っている思われる生徒も少なくありませんでした。


1つ言えるのは、日本の中学・高校では英語以外の外国語に触れる機会に恵まれている生徒がごく少数なので、日本の外国語教育は 生徒に世界の文化の多様性を教えるという点では むしろ ベクトルがマイナスに働いているかもしれません。



https://6611.teacup.com/makkih/bbs/75

 

高校英語と大学入試

 投稿者:Choihen2001  投稿日:2019年 6月16日(日)09時01分56秒
返信・引用
  高校英語と大学入試

日本の英語教育の中で、問題の多くは高校英語に集中しています。

配点が大きく、得点率が高いのは読解ですから、教育内容は読解を主としていま
す。しかし、原書で小説を一冊も読まずに卒業する学生がほとんどです。ある水
準に確実に到達させようと頑張りすぎて、その水準を超える発展性を阻害してし
まっています。数学に例えるならば、算盤が得意で四則演算には強いけれど、そ
れを超える数学の問題はこなせていない。

入試で作文も読解と同じように配点が高くなりますが、センター試験では並び替
えや穴埋めという形式でしか出てこないし、二次試験でもかなりの力がなければ
得点率が安定しないので、ほとんど指導がなされていないのが現状です。中学生
のころと比べて、作文力の伸びは比較的小さく、会話で複雑なことを伝える能力
もあまり伸びていません。

音や音素に関する教育はほとんどなされておらず、聴解力も頭打ちになっていま
す。高校生には、IPAを用いて、音や音素をきっちり教えるべきです。例を挙げ
ると、"live"と"leave"は母音の長さにおいてだけではなく、母音の縦幅におい
ても異なります。"economy"と派生語"economical"で、同じ発音の母音はありま
せん。こういう違いを認識できれば、聴き取る際の音の手掛かりが増えるので、
聴解力も短期間で大きく向上します。
 
    (管理者) >センター試験では並び替えや穴埋めという形式でしか出てこないし、
私が言いたかったのはココでです。こんなパズルみたいな問題ばかり解いても 英語力の向上への貢献度は低いと思うんですよ。
ただ、こういう練習も時には有効だと思います。先程の 私の not only~のミスをなくすのにも こういうトレーニングは
必要かもしれません。

 

Re: 理想の外国語教育#1

 投稿者:Choihen2001  投稿日:2019年 6月16日(日)06時43分56秒
返信・引用
  > No.425[元記事へ]

>  新テーマです。
>  日本の外国語教育は何かと批判の的になります。それでは、理想の外国語教
> 育とは どんなものか考えてみようと思います。
>  特に批判として多いものに、何年も学校で英語を習っても ロクに話せるようにならない、

これはもう昔の話かと。

私はアメリカ軍基地の中のスピーチクラブで会長やらその他役員をやってて、ク
ラブを代表して中学生の英語スピーチコンテストの審査員をやることがあります。
近頃の中学2年生は、会話もスピーチも見事にこなしてます。教師はスピーチ原
稿を添削していませんが、連れてくる英語ネイティブたちにもちゃんと通じてい
ます。

EF EPIという世界最大規模の英語力調査があります。100点満点で、最も成績が
良いスウェーデン人やオランダ人も70点くらいしか取れませんが、日本人の平均
が51.80点、フランス人が55.49点ですから、ヨーロッパの中で英語を比較的苦手
とする人々と、そう大きな差はなくなってきています。

> 大学入試の英語は引っ掛け問題が多く、大学入試の英語を一生懸命に勉強して
> も 実用的な英語力が付かない、小学校でも英語教育が始まったけど、マトモ
> に英語を教えられるような教師が大幅に不足している、などが挙げられると思
> います。

大学入試そのものは英語ネイティブが書いた英語を使ってます。読解の能力向上
に、大学入試の問題に取り組むことそれ自体に弊害はないと思われます。

問題は、大学入試に備えるために高校生たちが使っている教科書や参考書のほう
にあります。ある書き手のせいぜい数ページの文章を読み、また書き手が異なる
文章へと移ります。そういうやり方ですから、高校を卒業しても、英語の小説を
一冊も読んだことがない人が多いのです。

書き手にはそれぞれ個性があり、よく使う構文や表現も異なっています。同じ書
き手が書いたものをある程度の量まで読むことで、様々な構文や表現が記憶に残
るのです。

私は高校生の頃にフランク・ハーバートのSF『デューン』シリーズを5冊読み、
アン・ライスの『ヴァンパイア』年代記を3冊読みました。SFやファンタジーで
は、書き手も読み手も、常識をあまりあてにできません。それらの分野では弁別
性で最高水準の英語が書かれます。

野田昌宏がハインラインの『銀河市民』を翻訳したのは1969年のことです。野田
によるあとがきを読むと、当時は中学生が『銀河市民』の原書を読んでいたらし
い。中学生の英語読解能力は今から50年前のほうが高かったかもしれません。
 
    (管理者) >私は高校生の頃にフランク・ハーバートのSF『デューン』シリーズを5冊読み、
アン・ライスの『ヴァンパイア』年代記を3冊読みました。
私の場合は 中学の時に「不思議の国のアリス」で洋書デビューし、高校生の頃は H.G .ウエルズや
コナンドイルの小説を好んで読みましたね。
 

Re: マッキーさんの英文を添削する#4

 投稿者:Choihen2001  投稿日:2019年 6月15日(土)11時52分17秒
返信・引用
  > No.422[元記事へ]

> それでは、私がマッキーさんの英文の手直しをしてみました。
>
> Our City is surrounded with lush greenery and is known for delicious
> apple pears called nashi. Not only it has a refreshing environment but
> also it is easily accessible thanks to three different railway lines
> meeting at B Station.

これはうっかりですかね? 主語以外の否定辞から文を始める場合、倒置が必要
です。

https://www.espressoenglish.net/how-to-form-english-sentences-with-not-only-but-also/

` How about using not only to start a sentence? An example of this would
` be, “Not only does he play guitar, but he also writes his own songs.”
` Now, notice in the first part of the sentence we don’t say, “Not
` only he plays.” We actually have an auxiliary verb: does. We say,
` “Not only does he play guitar.” This is just a special thing that we
` do with not only, but also sentences. Normally, we would say, “He
` plays guitar.” But when you start it with not only, you say, “Not
` only does he play guitar, he also writes his own songs.”

"Hardly does he play the guitar."のようなものと一緒ですね。
 
    (管理者) つまらないミスですが、ここだけ直すと完璧でしょうかね。

 

理想の外国語教育#1

 投稿者:管理者  投稿日:2019年 6月15日(土)09時02分57秒
返信・引用 編集済
  新テーマです。
日本の外国語教育は何かと批判の的になります。それでは、理想の外国語教育とは どんなものか考えてみようと思います。
特に批判として多いものに、何年も学校で英語を習っても ロクに話せるようにならない、大学入試の英語は引っ掛け問題が多く、大学入試の英語を一生懸命に勉強しても 実用的な英語力が付かない、小学校でも英語教育が始まったけど、マトモに英語を教えられるような教師が大幅に不足している、などが挙げられると思います。
それでは、次回は 現状の問題点を指摘しつつ、改善案を出してみることにします。
 

マッキーさんの英文を添削する#4

 投稿者:管理者  投稿日:2019年 6月15日(土)05時56分7秒
返信・引用 編集済
  それでは、私がマッキーさんの英文の手直しをしてみました。

Our City is surrounded with lush greenery and is known for delicious apple pears called nashi. Not only it has a refreshing environment but also it is easily accessible thanks to three different railway lines meeting at B Station. Taking  an express train, you can come from Tokyo to our City in about three quarters of an hour.

To let you enjoy our City, we have planned a following free half-day  excursion.
If this plan interests you, don't hesitate to contact us at  *******.


(1)市の名前は パンフレットやポスターに大きく書かれているはずなので 本文では our Cityとしました。

(2)市役所の部分も パンフレットやポスターから容易に主催者や広告主が分かるはずなので、
単に weで片付けました。

(3)対象者は外国人ですが、“To Everyone from Overseas”とか書いているはずなので、本文はyouだけで十分です。それに、3人称にしてしまったら、読んでいる外国人を第3者扱いしているような含みが出てきます。

(4)「50分以内」のところは、少し中途半端な印象があるので、「3/4時間くらい」に置き換えました。


私の添削文が完璧だとは思いませんが、それでも 元の文よりは随分マシになったと思います。
マッキーさんの文もプロの翻訳としては通用しませんが、素人のボランティア翻訳レベルとしては 十分に外国人にも伝わるはずです。





https://9200.teacup.com/ingles_555/bbs/407

 

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